往復『宮崎キャビア1983』を堪能する旅:往路(NH002)

日系の航空会社は,その質の高いサービスを売りに安心感を提供してます。特に,久しぶりに海外から戻ってきた時には,その有難さを一層強く感じられます。

航空各社,ビジネスクラスのシートプロダクトを競い合うように更新し,クオリティーを上げてきております。ビジネスクラスとファーストクラスの違いが目立たなくなってきたこの御時世,その違いをまざまざと感じさせてくれるのは機内サービス,とりわけ食事だと思います。もちろん,地上に降りれれば,ファーストクラスに乗るのにかかる費用よりも低価格かつ効果的に,より高いクオリティーの食事をいただけるとの指摘はもっともだと思います。

ただ,個人的には,ファーストクラスで出されるような王道のフルコースをコンパクトにいただける機会は,地上でもあまりないのではないかと思います。

と,余計なことばかり言ってきましたが(笑),ちょうどANAの特典航空券の空き状況を探しておりましたら,2017年4月某日に,成田―ワシントンDC便(往路:NH002,復路:NH001)にあざとく空席を見つけましたので,予約しました。しかも,運がいいことに,『宮崎キャビア1983』が提供される時期と重なりましたので,国産キャビアを堪能することができました。

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AIR FRANCE La Première AF274便(ファーストクラス)

12時間にも及ぶ長いラウンジ滞在を終えました。長いとはいえ,これまでの経験から,これ以上の長時間滞在を行ったラウンジもありますので,慣れたものです(迷惑極まりない客かと思いますが)。

エールフランスは,東京に一日3便飛ばしており,羽田に2便,成田に1便を飛ばしております(参考:2019年夏ダイヤ)。羽田空港が2010年に再国際化し,その後の度重なる拡張を経て現在に至りますが,羽田空港からも大陸間長距離線を昼間に飛ばせるようになった2014年の夏ダイヤから,エールフランスはそれまで成田に集約していた自社便を一部羽田に移管し,増便を行いました(これに伴い,成田線で運行していたA380は撤退したという悲しいニュースもあったのですが)

エールフランスの機材で,ファーストクラスの設定があるのは B777-300ER と A380-800 のみですが,後者の方はかなり前に導入された開放的なシートプロダクトのままで,更新されないまま A380-800 が退役するということになるかもしれません。

AF A380-800
A380-800のファーストクラスは,デッキ1階前方に9席の配置(座席にはパーテーションなどはなく,プライバシーは全くない座席仕様です)

B777-300ER のファーストクラスシートの方は,2014年に導入され,一機あたり前方に一列4席のみ設けられた特別な空間です。シンガポール航空やマレーシア航空なども,ファーストクラス設定機材の一部では前方一列4席のみという形でかなり座席数を絞っており(マレーシア航空の場合は「ビジネススイート」という名称を使用),需要に応じた座席数の配置ということでしょうか。

とはいえ,本来は自分のような下衆なマニアではなく,VVIPのための限られた空間ですので,お行儀よく機内レビュを行いたいと思います。

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AIR FRANCE La Première Lounge (CDG T2-E)

私は,ANAとJALの会員資格を持っているため,欧州にいても使う航空会社は必然的にスターアライアンス又はワンワールドがメインとなります。特に,ブリティッシュエアウェイズはワンワールドの盟主ですし,ヨーロッパ内の路線網が豊富ですので,使う機会は大変多いです。

他方で,ヨーロッパにおいては,スカイチーム所属のキャリアも幅を利かせており,エールフランス,KLMオランダ航空,アリタリア・イタリア航空の他にも,チェコ航空,スペインのエア・ヨーロッパ,ルーマニアのタロム航空といった普段あまり耳にしない航空会社なども所属しております。

これらの中でファーストクラスを運行しているのはエールフランスのみで,シートプロダクトやラウンジサービスなど,以前から非常に気になっておりました。

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スイス (SWISS) A340-300更新機 ファーストクラス(② 空港編)

さて、前回の長ったらしい文字だらけの前口上の末、ようやく本題に入ることができます。笑

今回の搭乗記は、SWISS保有A340-300型機の新ファーストクラスがテーマで、飛行機に乗るためには、スイス・チューリッヒに飛ばなくてはいけません。あいにく私は、直前に出発日の変更をする必要が生じてしまい、出発地をそのままロンドンにすると航空券の追加差額が大幅に生じてしまうことが判明しました。そこで、出発地をブリュッセルにして、別途ロンドン―ブリュッセル間の飛行機を安く手配したほうが安価に済むことが分かり、結局ブリュッセルからファーストクラスの旅を開始しました(ブリュッセル―チューリッヒ間は、欧州域内線のCクラス)。汗

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スイス (SWISS) A340-300更新機 ファーストクラス(① 前口上)

スイス・インターナショナルエアラインズ(以下「SWISS」)は、今やスイスを代表する航空会社というイメージがあるが、元々は2002年に倒産したスイス航空の保有していた機材等を母体に、別法人として再出発をしたという苦い歴史を持つ。

実は、SWISSはルフトハンザ・ドイツ航空の子会社であり、マイレージ・プログラムもルフトハンザの Miles and More を共用しているという事実は意外と知られていないと思う(言わずもがな、所属する航空連合はスターアライアンスである)。 もっと読む

エミレーツ航空 B777-300ER 新ファーストクラス

エミレーツ航空は、今からちょうど1年前の2017年12月1日、機内フィーチャーを刷新したB777-300ERを、ドバイ↔︎ブリュッセル線とドバイ↔︎ジュネーヴ線に就航させました。これまでの横並び 1-2-1 だった配列が、1-1-1 と一席分少なくなり、一人分の個室のスペースが広くなっています。

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Emirates First Class (HKG→DXB→LAX) ①

昨年5月にエミレーツ航空のファーストクラスに乗った時の旅行記です。アラスカ航空のマイルを使い、以下のルートで合計24時間50分(時刻表上)にも渡る超長距離のフライトを敢行して参りました。

[旅行ルート]

① 5/20 EK383    Hong Kong (HKG) 18:25 → Dubai (DXB) 23:15    A380-800
② 5/21 EK215    Dubai (DXB) 08:55 → Los Angeles (LAX) 13:55    A380-800

2016:5 EK

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Emirates First Class (HKG→DXB→LAX) ②

さて、ドバイ到着。

香港からはるばるドバイまで、8時間あまりの旅をしてきましたが、当然のことながらファーストクラスでやって来るとほとんど疲れません。しかし、私の場合、機内取材をするという使命を勝手に自分に課しているため、結構疲れました。笑

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