私は,ANAとJALの会員資格を持っているため,欧州にいても使う航空会社は必然的にスターアライアンス又はワンワールドがメインとなります。特に,ブリティッシュエアウェイズはワンワールドの盟主ですし,ヨーロッパ内の路線網が豊富ですので,使う機会は大変多いです。
他方で,ヨーロッパにおいては,スカイチーム所属のキャリアも幅を利かせており,エールフランス,KLMオランダ航空,アリタリア・イタリア航空の他にも,チェコ航空,スペインのエア・ヨーロッパ,ルーマニアのタロム航空といった普段あまり耳にしない航空会社なども所属しております。
これらの中でファーストクラスを運行しているのはエールフランスのみで,シートプロダクトやラウンジサービスなど,以前から非常に気になっておりました。
今回,ロンドンから東京までの,往路ファースト,復路ビジネスクラスに搭乗する機会に恵まれました。元々はパリ行きの始発便に登場し,パリに9時頃に到着したのち,ラウンジをこれでもかと堪能した上で,パリ発17時20分発の便(AF272便)にて東京に向かう予定でした。

しかし,搭乗直前にエールフランスから案内が来まして,どうやら機材が変更されたとのことで,搭乗予定のAF272便にファーストクラスの設定がなくなってしまいました。驚

これではこの旅を敢行する意味が無くなってしまいますので,急遽,ファーストクラスの設定がある後続の便,AF274便(23時25分パリ発)に振り替えてもらいました。
旅行概要
[ルート]
AF1681 London (LHR) 09:00 → Paris (CDG) 11:25 A320-100
AF 274 Paris (CDG) 23:25 → Tokyo/Haneda 18:25(+1) B777-300ER

[搭乗時期]
2019年初夏(令和改元後初の飛行機搭乗!)
ヒースロー空港出発
[T4 SkyTeam Lounge]
旅の始まりはやはりロンドン・ヒースロー空港。使い慣れた空港とはいえ,今回は利用頻度の高いターミナル2(スターアライアンス各社がメインで利用。通称,クイーンズターミナル)やターミナル3(ワンワールド各社がメインで利用)ではなく,スカイチーム各社などが集結しているターミナル4からの出発です。
ラウンジは,スカイチームが運営しているSkyTeam Loungeが指定されます。ロンドンから東京までの往路は,ラ・プルミエール(ファーストクラス)で予約しておりますが,ロンドンとパリの間の近距離線はビジネスクラス席しか設定がないため,実際のファーストクラスはパリから東京までの大陸間路線のみになります。
SkyTeam Loungeは上下二階構造になっており,ファーストクラス利用者はラウンジ内の一角にある別枠のスペースに通されます。

スタンションと大きな網目の扉でビジネスクラス利用者とは隔てられた空間に入ることができますが,ご覧のとおりプライバシーがあるかと言われると・・・なんだか外から見える檻の中に入っているような感じで,あまり落ち着きません。笑
パリ行きの機内でも何かしらの機内食が出ると思いますし,パリのラウンジを堪能したいので,こちらでは飲み物で喉を潤す程度に留めておきます。

といって出されたパリ行き機内食がこれです。最低限ですけど,わずか一時間にも満たないフライトですからこれで十分です。クロワッサンとコールド・カッツが特に美味しかったです。
[パリ到着]
パリに到着すると,機外出てすぐ側に,エールフランスのコンシェルジュの方が自分の名前の書かれた札を持って控えていらっしゃいました。
コンシェルジュの方に連れられて,タラップ脇の扉から外に出て,一般動線とは違う経路を辿り,飛行機横に付けてあった黒色メルセデスにて,ラ・プルミエールラウンジまでエスコートしていただきました(恐縮して写真を撮っておりません,すみません)。私をエスコートしてくださった方は,黒のトレンチコートをお召しの大変エレガントなマダムでした。とても気さくな方で好感が持てました。
そして,いよいよエールフランス自慢の,ラ・プルミエールラウンジに入室します。
エールフランス ラ・プルミエールラウンジ
[ラウンジ内部]

赤を基調とした非常にセンスの際立つラウンジです。

こちらが受付となっておりますが,大体のお客さんがコンシェルジュのエスコートでやって参りますので,こちらでチケットを機械に通してという作業はありません。写真左側の壁に,スカイトラックスのベストラウンジ受賞歴が飾ってあります。

時間帯の問題もあるかもしれませんが,混み合うことも無く,大変静かです。直前の機材変更の影響もあり,このラウンジには12時間余り滞在することになるのですが,きちんと昼食と夕食をいただきまして,大変満足いたしました。
そこまで広いというわけではありませんが,利用者が限られますため,これでもスペース的に十分なのでしょう。

ラウンジを,窓とは反対側に進んでいくと,何やら針の筵のようなスペースがあり,これは何かというと。。。

リラックススペースとなっており,毛布等も持ってきてくれます。
[ラウンジの食事]

さて,お腹が空いてきましたので,遅めの昼食を取りたいと思います。食事はこのダイニングスペースでもいただけますし,基本的にどこでもいただくことができます。

こうしたビュッフェスタイルのコーナーから好きなものを自由に持って来られますし,

もちろん,こちらのメニューから好きな料理をオーダすることもできます。

他の旅行者のブログとかを拝見しますと,皆さんマカロニよりも短い「エルボパスタ」を使った料理を召し上がっている人が多く,絶品と評していたのですが,私は個人的な好みとして,正直このタイプのパスタは好きではないので遠慮しまして,定番の牛フィレ肉にしました。
画像上部にありますスマッシュポテトが付け合わせでついてくるのですが,とてもシンプルかつ上品な味わいです。さすがフランス料理の本場というだけあって,素材もさることながら,ソースが非常に味わい深く濃厚なものでした。

ビュッフェコーナーから,小さくカットしたフルーツの盛り合わせ(どれもとても甘くて美味しかったです)。

再びビュッフェコーナーから,フルーツケーキをいただきまして。。。

最後にジェラートで締めました。こちら,器が非常にオシャレなもので,手前に向かって傾斜がついているグラスになります。
[長い休息]
食事をしても,リラックススペースで横になっても,搭乗までまだまだ時間がたっぷりあるのですが,どうやらこのラウンジには専属のマッサージ師がマッサージを施してくれるコーナーがあり,30分の一番短いコースは無料にて受けることができます。

このような手術室のような所で本格的なマッサージを受けます。ガウンを着てお姉さんが入ってくるのを大人しく待ちます。

マッサージが終わったところで,シャワーを浴びます。こちらは他の航空各社のラウンジとあまり変わらない普通のシャワールームになります。が,画面中央下部にありますが,なぜかスリッパが二つ置いてあります(他のブースはそうでもなかったので,偶然でしょう笑)。

アメニティーもリクエストベースではなく,デンタルキットからシェービングに至るまで,必要なものは予めしっかりと備わっております。
という感じの素敵なラウンジなのですが,最後にもう一箇所素敵な場所をご覧に入れます。ラウンジのダイニングコーナー向かいに,バーカウンターがあり,こちらがまた赤を基調とした非常にシックな空間になります。

ウィスキーも『響』を用意している程レベルの高いものであり,当然ワインも豊富に取り揃えられています。

せっかくなので,一杯いただきました。
この後は,仮眠をとり,早めの夕食をいただきまして,長いラウンジ滞在を終えることになります。羽田行きの出発時間は23時25分,搭乗開始になったらコンシェルジュが再度迎えに着てくれるそうですので,焦らずラウンジで待っていれば良いとのことです。
続きまして,後編ではいよいよ機内の紹介をしてまいります。



