世界には星の数ほどの高級ホテルがありますが,今回はイタリア・ヴェネツィアにある老舗のホテル,ホテル・ダニエリ・ラグジュアリーコレクションに宿泊するため(だけに)ロンドンから安いチケットを買ってイタリアに行ってきました。

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このホテルを選んだ理由は,自分が会員ステータスを持っているマリオット系のホテルの中で長い歴史を持つ趣のあるホテルの,しかもラグジュアリーな部屋に宿泊したかったからです。

そもそも,私はマリオットの上級会員(プラチナ会員)でして,これは年間50泊すると達成することができるステータスになります。そして,プラチナステータスを達成すると,選べる年間特典として,いくつかのコースの中から一つ特典を選ぶことができ,その中に,「年間5泊分のスイートナイトアワード」というものがあります。

因みに,巷で多くのブロガーさんたちが頻繁に紹介しているSPGアメックスカードを所有していると,毎年5泊分の宿泊実績を自動付与してくれますし,カード更新の度に付与される無料宿泊特典(1泊分)も宿泊実績の積算対象となるため,厳密には44泊を有償宿泊することによって達成できます。この他にも,貯まったポイントを利用した特典宿泊も宿泊実績の積算対象となるため,実際には有償宿泊分をもっと減らして上記ステータスを達成することは可能です(あとはそれだけの宿泊機会があるかどうかという点にかかってくるかと思います)。

つまり,マリオット系の全ホテルが対象ではないですし,あくまでホテルの対象客室に空室があればという前提付きですが,スイートルームへのアップグレードをリクエストするサーティフィケート(電子バウチャー)が与えらます。スイートルームへのアップグレードも,普通のホテルの(といっても,マリオット系であればある程度のベースはありますが)スイートルームは,単にベッドルームとは別にリビングスペースがあるというだけで,純粋に部屋が広くて眺めが他の部屋よりも良いという程度(結構穿った見方ですが笑)でしょうけれども,これがヨーロッパの由緒正しき歴史あるホテルであれば,内装や趣も格別なものになります。

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今回,ベースとなるお部屋は上記の Grand Dandolo Suite を予約しまして,スイートナイトアワードを一泊分使ってアップグレードの申し込みを行いました。

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アップグレードの申し込みをすると,上記のページに飛び,どの部屋にアップグレードしたいか選べるようになっております。もちろん上位の部屋を申し込もうとすると,元々部屋数が少ない分承認される確率は低くなりますが,それはある意味賭けでしょうね。それでもせっかくですから選択肢の中で最上位の Signature Suite へのアップグレードを申し込みました。

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因みに,同日の Signature Suite の一泊のお値段は,実に 3,430€ 也。このホテルにおいて上から二番目のお部屋になります。因みに×2,最上位の Doge Dandolo Royal Suite は,ジョニー・デップ,アンジェリーナ・ジョリー主演の映画,『ツーリスト』において実際に舞台として使用されたお部屋になります。

今回そういう経緯で,冒頭に紹介しました,ヴェネツィアにある老舗ホテル,ホテル・ダニエリ・ラグジュアリー・コレクションに宿泊し,同ホテルの上から二番目のお部屋 Signature Suite に宿泊して参りました。

冒頭で「今回は,ホテル・ダニエリに宿泊するためだけにロンドンからヴェネツィアまでやってきました」的なことを申し上げましたが,流石にそれだけだと少々もったいないため,ヴェネツィア到着後に車を借りて,旅の序盤はミラノの方まで足を延ばしておりました(ただし,今回のブログには投稿するまでもない内容ですので,割愛させていただきます)

というわけで,実に前置きが長くなりましたが,お話は一路ミラノから Autostrada A4 を東に進んでいる道中から始めさせていただきます。

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途中,高速が工事を理由に,追越車線が対向車線に誘導される区間があるのですが,上下線の仕切りが写真のとおり反射板のみという,なんとも頼りないイタリアお決まりの風景。対向車線もお構いなく普通に 100km/h 以上の速度で飛ばしてきます。

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高速本線は 130km/h 程度かそれ以上の速度で流れているため,ミラノからヴェネツィアまで 300km 程の距離があれど(東京―名古屋間くらい),2時間半程度で着いてしまいます。

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高速を降りて「ヴェネツィアにようこそ」の看板
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ヴェネツィア半島へつながる橋(因みに,写真右ガードレールの中に見える箱はオービスです。注)

自家用車は橋を渡り終えたところまでしか物理的に乗り入れできません。大きな立体駐車場がいくつかあるので,そこに停めてホテルに向かいます。

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立体駐車場の屋上からのヴェネツィアの眺めも中々良いですね(この写真は,翌日ホテルをチェックアウトした後に撮った夕暮れ時の一コマ)。

さて,街中を歩いていると,なんか周りに仮装した人が多く歩いているのに気が付きました。どうやら,ホテルに着いてフロントの方から伺ったところによると,自分たちが訪れた時期は,正にカーニバルの時期だったそうで,完全にノーマークで来ておりました。

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お祭り騒ぎの街中の喧騒を潜り抜けながら,ようやくホテルにたどり着きました。それでは,さっそくチェックインすることとします。

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クラッシックなフロント
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チェックイン・アウト用のデスク(宿泊者以外立入禁止)
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雑誌等に出ている有名なロビーの風景
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カーニバルの飾り付けがとても鮮やかです。

自分の部屋は,モバイルアプリから Signature Suite へのアップグレードが承認された旨連絡が来ていたのですが,フロントでも改めて確認し,ホッとしました。ホテルの人に部屋まで案内していただきます。

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正に,美術館みたいな内装です。

部屋はまさに宮殿の一室のよう

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リビングスペース
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外の眺めも最高
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正に,ヨーロッパにごろごろある,なんちゃら宮殿の一室です。
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なんとも豪華な寝室。
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一泊だけというのは実にもったいないです。
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浴室もこの持て余すくらいの広さ。
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左手がシャワー専用ブース(中はとても広い)。
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右手が浴槽になります。
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リネン類はホテル・ダニエリのロゴマーク付き

正に現実離れした客室で,リビングスペースも広すぎてどこに座ればいいのやら,何をすればいいのやら,慣れないことばかりでなんだか落ち着かない気分でした。部屋に通されてから最初の一時間ほどはずっと部屋の写真ばかり撮っていました。

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夕方に近づくにつれて,ホテル内部もオレンジ色のライトが映えてきます。今晩は,せっかくですので,ホテル最上階にあるホテル一押しのレストランで食事をとることにしました。

なお,夕食までまだ時間があるため,レストランの下見に行きました。当時は,カーニバルの装飾が随所に施されていただけでなく,ヴェネツィアングラスを用いた照明や美術館顔負けの調度品など,目を楽しませてくれる内装に,老舗ホテルのこだわりを感じました。

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最上階にあるレストラン(入口のカーニバルの装飾)
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レストラン横のバーカウンター
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夕暮れ時のベルコニー席

暖かい時期になると,バルコニーの席も使えるのだと思いますが,今回はオフシーズンということで,外は設営されていませんでした。

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ダイニングスペース

それでは,夕食の時間になりましたので,お席に着くと致します。今回は,カーニバル開催期間ということで,少々お値段が張りますが,カーニバル限定コースメニューを選択しました。

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前菜1:何かのスシ(なぜか寿司が出されました笑)
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前菜2:マグロのスモーク
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パスタ:何とかエビの何とかパスタ(雑ですみません笑)
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メイン:とてもおいしかったです(もはや何だったか忘れました笑)
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お口直しのシャーベット
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カーニバル限定デザート(仮面を模したビスケットがかわいいです)

さすが,カーニバル限定ということもあって,中にはなんだか分からない食材のものもありましたが笑(説明はあったんですが,自分の記憶力が乏しく,結局何だったか忘れてしまいました),どれもこれも大変美味しくいただきました。

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部屋に戻ると,寝室がセットされていました。
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ベッドにはチョコレートが置かれていました。

ホテル内の取材にいそしむあまり,結構疲れてしまったため(それより,ミラノから運転してきたからかもしれませんが),今日のところは早く寝ることにしました。このような豪華なお部屋で寝られるなんて,正に(一日だけ)王侯貴族になったかのような気分でした。


翌朝,結構早い時間に目が覚めてしまったので,人気のないホテル内部を散策してみました。朝早いため,他の宿泊者がおらず,取材にはもってこいの環境でした。

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右手奥にホテル専用の船着場があります

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色鮮やかで繊細なヴェネツィアングラスでできたシャンデリア
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階段踊り場のスペース
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地上階奥にあるバーカウンター

朝食の時間になりましたので,昨晩の夕食と同じ最上階の会場に向かいます。

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天気は快晴
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朝食はブッフェスタイル

映画『ツーリスト』の舞台になったからか,日本人の観光客,特に若いカップルの方が多く宿泊していました。最近,ヨーロッパで日本人を中々見かけなくなりましたが,やはりイタリアには未だに大勢の日本人観光客が来ているのでしょうか。

映画では,ジョニー・デップとアンジーが,ホテル脇の船着場からホテルに入るシーンがありますが,不覚にもその場所は写真には収めておりませんでした。

今回は,実にマリオットの特典を存分に活用させていただきましたが,今後も別のところで今回と同じような有意義な宿泊ができればと思っております。

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最後は,駐車場に向かうヴァポレット(水上バス)からホテル・ダニエリを

 

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