自分史上5本の指に入る素晴らしいラウンジを後にし、いよいよ東京・成田行きLX160便の搭乗が始まりました。

本日の機体はHB-JMIという機体で、4月25日にドレスデンの改修工場から戻ってきたばかりのものです。
改修済のピカピカの機内

機内フィーチャーは、現行のフラグシップ機であるB777-300ERの内装を引き継いだものですが、ウィンドウシェードが蛇腹でなかったり、通路との仕切りが薄くて洋服の収納スペースになっていなかったりと若干の違いがあります。当機材は、B777-300ERよりも機体幅が狭いため、同じ1-2-1の配列で座席を配置すると、どうしてもスペースを省略しなくてはいけないところも出てきてしまうのは致し方ないところではあります。それでも狭い感じは全くせず、個人の空間は広々としております。





御参考までに、昨年5月末に、チューリッヒからバンコクにB777-300ERのファーストクラスを利用した時の機内の様子です。


A340-300 new→


A340-300 new→


A340-300 new→
いずれにせよ、A340-300型機は長らく「古き良き」旧型のシートで運行されておりましたので、ようやく機内が刷新されて大変良かったと思います。
空の上で味わう至極のコースメニュー
それでは、食事の紹介に移ります。まずは、飛行機に搭乗すると、出発前のアミューズとしてマグロのタタキ・タルタルソースとチーズスティックが配られました。

飛行機が離陸後水平飛行に移ると、いよいよ本格的な機内サービスが始まります。まずは、日本線ならではのメニューですが、正式な前菜の前にお寿司が配られます。海外発にしては中々しっかりとした味でした。ネタも新鮮でシャリもモソモソしておりません。

続きまして、これは期間限定のメニューですが、前菜に移る前にキャビア・テイスティングキャンペーンとして三種類のキャビアが配られます。

どれも大体15g前後の瓶が三つ出てきますので、結構食べ応えのある量です。日系の航空会社であれば、ここでご飯を出してもらい、一瓶丸ごと贅沢に使って「キャビア丼」にするのですが(一瓶丸々贅沢に使ってもまだ他に二瓶ありますので)、ここでそれができないのが大変残念です。

キャビアにはウォッカやスパークリングワイン、もしくは個人的には日本酒もよく合うと思うのですが、なぜかここではビール。きれいな黄金色のラガービールです。
さて、ここからが(恐らく)全路線共通の前菜になります。SWISSならではのバリック・サーモンとコールドオードブルの盛り合わせになります。

前菜の後はサラダ。名前は忘れましたが、何かのお魚の燻製が乗っかっていました。

続いて、メインは魚にしました。これまた何かの魚に、オマールエビのソースをかけたもので、エビのとても良い風味が感じられました。ニョッキが添えられておりました。

デザートの前に、スイス産のチーズをいくつかいただきます。この時点で結構お腹がいっぱいなのですが、せっかくの機会ですので、あと少しの辛抱です。まぁそんなに無理をして食べることもないのですが。笑

実に、色々な種類のチーズを堪能できました。そしてようやくデザートにたどり着きました。

マンゴーソースがかかったムースとアイスクリームです。
総じて、食事のクオリティーは高いと思います。元々、SWISSはファンの間では食事が美味しいという話はよく聞きます。普段の通常メニューには、たとえ長距離路線であってもキャビアのサービスはないのですが、たまにこうしてキャンペーンとしてキャビア・テイスティングの機会があるのはうれしい限りです。
食事後の休息
食事をした後にすぐに横になるのは胃に負担になりますが、それでも「早く寝ろ」と言わんばかりに機内の照明が落とされた上に、割と食べるのに疲れましたので(笑)、ベッドを敷いてもらうことにします。



ボタンで操作するタイプのパーテーションを出して、扉を閉めれば、プライバシー空間はしっかりと確保されます。この点、親会社のルフトハンザ航空のファーストクラスのシートよりも秘匿性が高いシートタイプになります。やわらかいオレンジ色の照明が中々良いですね。
まだ食べるんかい・・・
横になっていると、スーッと吸い込まれるように自然と眠りに就き、大体3時間くらいは寝たかと思います。寝る前は、もう何も食べれないと思っていたのに、非常に燃費の悪い私ときたら、起きたとたん何かつまみたい気分になりました。

LX160便は成田に朝到着するため、機内食二巡目は朝食のメニューになります。フルーツポンチとパンをいただきます。

続いて、メニューのメインの欄には、暖かい卵料理(オムレツ)と冷たいおつまみとがありましたが、オムレツは重たいと思いましたので、冷たいおつまみをいただくことにしました。
そのまま成田到着
ダイヤ上12時間弱とはいえ、実際は11時間にも満たないフライトが多いと思います。個人的には、機内食が終わったら残りの旅は短く感じられます。


SWISSの場合、やはりヨーロッパからのお客さんが多い分、機内エンターテインメントに関しては、日本のコンテンツはそこまで多くはありません。ただ、それは致し方ありません。中にはせっかくの大画面とノイズキャンセリングヘッドフォンで映画を堪能したいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、私にとっては、この贅沢な機内空間を堪能できれば十分です。
さて、成田に到着しましたが、当初PBBがビジネス側にしかつかなかったので、せっかくですから最後まで残って誰もいないファーストクラスキャビンを写真に収めることにしました。どの道、この後は急ぐ旅ではありませんので。笑


最後に、ターミナルビルから機体の写真を一枚。

この路線も、来年の夏ダイヤからいよいよB777-300ERに置き換えられます。成田にてこの貴重な4発エンジン機をお目にかかれるのも、あと半年といったところでしょうか。他方で、新たにSWISSは、関西空港に路線を開設することを発表済みで、そちらではこの機種が活躍する予定です。
(以上)