エミレーツ航空は、今からちょうど1年前の2017年12月1日、機内フィーチャーを刷新したB777-300ERを、ドバイ↔︎ブリュッセル線とドバイ↔︎ジュネーヴ線に就航させました。これまでの横並び 1-2-1 だった配列が、1-1-1 と一席分少なくなり、一人分の個室のスペースが広くなっています。

これまでJALのマイレージからマイル発券ができたエミレーツ航空のファーストクラスですが、新機材就航路線は軒並み特典枠がブロックされていました。

根気よくエミレーツのスカイワーズのウェブサイトを調べていたところ、折しも直近の日程の有償席に空きがあれば特典航空券にも解放されているのを発見!急いで JMB デスクに電話したところ、なんと驚くべきことに、提携他社にも座席が解放されていることが分かりました。

というわけで、以下のルートで、復路ドバイ→ロンドンの片道だけJALのマイルを使って発券し、往路のロンドン→ドバイはスカイスキャナーでエコノミー席の片道を購入しました(好みの日程ルートで往路の空席がなかったため、マイルの温存も兼ねて往路だけ有償エコノミーを購入しました)。

[旅行ルート]

EK033    Dubai (DXB) 09:30 → London Stansted (STN) 14:05    B777-300ER

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[かかった費用]

使用マイル:65,000 マイル(JALマイレージ)
往路有償チケット:£461.92(LHR→DXB EK002)

[アピールポイント]

よりプライバシーが確保された個室空間(A380のファーストクラスとの比較)
中央列の席に設けられているバーチャルウィンドウ

[搭乗記]

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オンライン・チェックイン画面。

新しい機材には、ファーストクラスはたった6席しか搭載されておりませんが、自分が搭乗した日の乗客数は、自分を含めてたったの2人でした。

Emirates seat feature-2

さて、ドバイ国際空港のファーストクラス・ラウンジについては、以前、「香港発ドバイ経由ロサンゼルス行き」を敢行した時に、コンコースAのラウンジを訪れておりますので、今回は割愛します。本記事は、さっそく機内に乗り込むところからレビューを始めたいと思います。胸躍る思いでB26番ゲートに向かいます。

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機内に入った瞬間から異空間

機内に入ると、通路は狭いながらも、その分各個室が広く確保されていると感じました。

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いつも通り、座席は窓際1Aを予約時点から確保。

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扉を閉めると、文字通り完全な密室になります。A380のファーストクラスは人の背丈までしか扉の高さがないため、覗き込もうと思えば覗き込めるという感じでした。また、A380のファーストクラス座席は、扉を閉めると少し圧迫感を覚えました。A380とはいえ、エミレーツの場合はキャビンの2階にファーストクラスを配置しているため、個々の個室空間の横幅は狭めでした。

他方で、今回利用した座席は、ワイド機である B77Wを贅沢 1-1-1 に仕切っており、専有面積が広く、まさに贅沢な空間でした。扉を閉めても、座席の両端にかなりの余裕があるため、のびのびと過ごすことができます。

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入ってすぐ左にコートなどがかけられるクロークがあり、機内持ち込みのスーツケースもこちらに入れることができるくらい広い収納スペースです(以下の写真の左側、鏡になっている箇所)。

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モニター右下のスペースも、スーツケースが入るくらいの広い収納スペースになっています。テーブルにはたんまりスナック類が置かれています。

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A380のファーストクラスでは座席左側にあった飲み物のストレージ(非冷蔵)が、このシートではモニターの両脇に移動(ただし、依然として非冷蔵笑)。

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窓は座席横に設置されているボタンでブラインドの上げ下げができますが、スライド式のカーテンも設置されており、高級感のある空間を演出しています。座席横には取り外し可能なタブレット型の操作パネル(リモコンにしてはデカすぎますが笑)があります。

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座席を前から見ると、この個室空間がいかに広いかがお分かりになるかと思います。

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隣の中央列の席(1E席)が空席であったため、許可をもらって一時的に席を移動し、アピールポイントの一つである、バーチャルウィンドウを体験することに。

中央列なのに、1E 席には「窓」があるように見受けられます。。。

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自席(1A)から隣席(1E)を望む
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1E席

まさにこれぞ、この機材の特徴である、バーチャルウィンドウです。この「窓」の向こうは外ではなく通路ですが、「窓」が実はモニターになっており、機体の外に取り付けてあるカメラで写した外の風景を映し出しているのです。

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こちらの「窓」にもしっかりとしたカーテンがついており、実際の窓と全く変わりません。というより、こちらの方が実際の窓より外がはっきりくっきりと見えていいかもしれません笑。

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非常にリアルです・・・
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ドア・クローズド
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離陸後、ドバイの景色が拝めます。
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ドバイのシンボル、ブルジュ・ハリファが見えてきました。
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少々わかりづらいですが、手前の「窓」にブルジュ・ハリファ。
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建設中の人工島群。まさにスケールがケタ違いです。笑

正直、この「窓」には、タイムリーな外の映像が映し出されるので、非常に革新的です。中央列の、日差しが差し込まないというメリットがある分、外が見られないというデメリットがありましたが、その心配はいらなくなるでしょう。

アメニティーは、機内プロダクトの変更に伴い一新されました。

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以前まで、座席前面のテーブル下の引き出しにレターセットと化粧セットが入っていましたが、レターセットがメモ帳とペンのみになりました(別にグレードダウンという感じはしません)。パジャマは相変わらずカバンみたいな入れ物に入っていて(画面左)なかなかおしゃれです。アメニティー乞食なので、ポーチ、スリッパ、パジャマと文房具は持ち帰らせてもらいました。笑

機内食は相変わらずクオリティーの高いラインアップ。

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ドン・ペリのシャンパンから
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シャンパンと柿の種(←冗談抜きで本当に柿の種笑)
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テーブルセット
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テーブルセット
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アペタイザー:キャビア
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キャビアアップ
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メイン:牛肉のパイ生地包み
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断面の焼き具合もしっかり
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チーズ盛り合わせ

疲れたので、ベッドメイクをお願いしました。。。

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1Aをそのままに、隣席1Eをベッド専用にしてくれました。
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枕元から
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足元から
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真横から、素晴らしい「窓」の眺めと共に。
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座席は完全なふかふかベッドへと様変わりします。

時間は無情にも過ぎ去り。。。

散々写真を撮りまくった後、ベッドに入ったら、すぅーっと吸い込まれるように眠りについてしまいました笑。大体2時間ほど寝てしまったと思います。7時間というフライト時間は、このキャビンを満喫するには非常に短く、泣く泣くロンドンに戻ってきてしまいました。

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ロンドン・スタンステッド空港到着

因みに、機体前輪を格納するところに、小さく QO とあります。

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これは機体番号で、A6-EQOという機体になります。実は、この機体は、9月末にエミレーツに納入されたばかりの、まさに新品ほやほやの機体でして、搭乗した10月頭時点で最新の機体でした(注:11月30日に、エミレーツが発注している中で最後となる新造機、A6-EQPがボーイングよりデリバリーされたそうです)。デリバリーされたばかりの機体に乗ることができて、とてもラッキーでした^^。

到着したロンドン・スタンステッド空港は、ロンドンの北に位置しており、ライアンエアーなどの格安航空が主に就航している空港です。しかし、最近は、航空需要の高まりに伴い、既に発着枠が逼迫しているヒースロー空港や、同空港を補完するガトウィック空港に次いで、長期的な視点で成長が見込まれている空港です。実際、朝の時間帯は、曜日に関係なくセキュリティーが大混雑しています。もっとも、施設自体は、元々格安航空の利用を主眼においていたため、ターミナルの作りなどは簡素なものとなっています。

以上、ざっくりとですが、エミレーツの B77W に搭載された最新ファーストクラスプロダクトを御紹介いたしました。所感としては、非常にエンターテインメント性に優れた機内フィーチャーで、驚きました。

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帰りのバスにて、お土産(もらったアメニティー)が大量笑

最後に、何から何まで持って帰ってきたわけではないのですが、パジャマやアメニティーなど、最低限のものを持って帰っても上の写真にあるような量の「お土産」になります。笑

正規料金で搭乗したわけではないため、ショーファーサービス(車での送迎)はありません。トボトボ帰路につきます。いつの日か、お金を払ってショーファーサービスも利用できればと思っております。

(以上)

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